こんにちは、ピースケです。
今日は、市販薬による薬物依存について考えていこうと思います。
10代で急増する薬物依存
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記事によると、
・ 薬物依存などで全国の精神科で治療を受けた10代患者の4割以上が、市販薬を乱用していた。
・危険ドラッグの乱用者はいなかった。
・ 生きづらさを抱えた若者が、一時的に意欲を高めるために市販薬を乱用するケースが多いという。
・ せき止め薬は、インターネットで「多幸感が得られる」といった情報が出ていることが背景にあるとみられる。
覚せい剤と一緒なんですね。
違法なドラッグではないので手を出しやすい。なにしろ普通に薬局で購入できますから簡単に入手できます。
多幸感が得られる?
多幸感とは、非常に強い幸福感や満足感のことを意味しています。 幸福感を司る神経伝達物質であるセロトニンが大量に出ている状態です。
覚せい剤はセロトニン神経系にも作用する、といわれていますので近い効果が得られるということです。
せき止め薬には「コデイン」という成分が入っており、それにより多幸感を得られる効果があるようです。
覚せい剤の代わりにせき止め薬を飲んでラリってる状態ですね。
世も末です。
せき止め薬の危険性
せき止め薬は、誰でも気軽に買うことができることや甘味のある味、液状であることなどから乱用につながりやすいです。
乱用すると依存症になる危険性があります。
少ない量では効きが悪くなっていきますんで、より強い刺激を求める方向へいってしまうパターンです。
そういうところも、覚せい剤と同じですね。
個人的考察
10代の生きづらさ。
自分の10代を振り返ってみてわからないことはないのですが、薬物に手を出すなんてことは頭の片隅にもなかった。
SNS等で簡単にそういった情報に触れることができるということが大きいですね。
覚せい剤や違法ドラッグとは違うわけですから、 市販薬を規制するのは難しい。
危険性を広く訴えていくしかないです。