こんにちは、ピースケです。
今日は、交際相手の息子を虐待していた男が逮捕された事件について考えていこうと思います。
小学校教師が気付き発覚
≪クリックで拡大≫
記事によると、
・ 交際している女性の10代前半の息子の頬を何度も叩いたとして、会社員の34歳の男が逮捕された。
・ 頬が赤いことに気付いた学校の先生が気付いて、児童相談所へ連絡。事件が発覚。
・ 男は容疑を認め「うそをついたことに腹が立った」と供述。
…
これは、良い対応の例ですね。
学校、児童相談所、警察の連携がとれていて、子どもが守られた。
特に小学校の先生がファインプレーですね。子どもを毎日見ているからこそ気付くことが出来たんでしょう。
ただ、どれくらいの期間虐待の被害にあっていたのかわからないので何とも言えませんが、深刻な状況になる前に対応できたのではないかと思います。
まさかないとは思いますが、今後、交際相手の男と母親の関係が続くことが少し心配です。児童相談所は継続的にケアしてほしいと思います。
子どもをどう守るか
今回の例では、子どもが無事守られたのですが、そうならない例が多々あります。
今回は、
- 子どもが10代前半(5、6年生)と高学年であった
- 男が顔を叩いたため気付かれやすかった
- 教師が気付いた
- 小学校、児童相談所、警察の連携がとれていた
このような良い条件であったため発覚しました。
男が腹とかを叩いていたとしたら、気付くのがもっと遅れていたのかもしれません。
過去の例をみると、良い条件があってもそれを活かすことが出来ないことで悲惨な結果を招いています。
周囲の者が虐待の可能性に気づいていても、子どもを守ることが出来ないという…
一番重要なのは「学校、児相、警察の連携」
オレンジリボン運動
≪クリックで拡大≫
オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。オレンジリボンは、そのシンボルマークであり、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表しています。
オレンジリボン憲章より
子ども虐待の防止は、児童相談所や市町村などの公的機関だけ行えるものではありません。わたしたち一人一人が「子育てにやさしい社会」を作ることが、子ども虐待の防止につながります。子ども虐待防止の活動には、さまざまなものがあります。この運動では、子ども虐待防止に賛同される方が、それぞれ胸にオレンジリボンを着けることで、子ども虐待防止の活動に参加していただけるのです。オレンジリボンは、子育てを暖かく見守り、子育てをお手伝いする意志のあることを示すマークなのです。
この活動の拡がりは社会を変えます。
「子ども虐待のない社会を目指す」人が増えることは、国や自治体に対する大きな働きかけになります。これにより、子ども虐待防止活動を担う人が増やされ、虐待から保護された子どもが親から離れて生活する生活環境の改善につながるのです。虐待に悩む親への支援や虐待された子どもへの治療も充実していきます。
オレンジリボン運動は、子ども虐待の防止の直接的・具体的な活動ではありませんが、このようにさまざまな分野での取り組みを一番元になるところで支え、現状の改善につなげる運動です。
子どもが虐待で命を落とす事件があとを断ちません。こうした事件に心を痛めているたくさんの人がいます。私たちの運動は、子ども虐待のない社会をめざす皆さんのお気持ちを一つにして、国や自治体、企業などにさまざまな取り組みをするよう訴えていきます。
どうか皆様の暖かいお気持ちをお寄せ下さい。そして「一人一人ができること」をして、「子ども虐待のない社会」を作りましょう。
当事者、関係者でない一般人でも、身近に虐待の疑いがあるような場合に児童相談所に通報する等、虐待防止活動に参加することができます。
何より、多くの人が子ども虐待について関心を持つということが大切なことなのだと思います。
個人的考察
学校、児相、警察が連携すれば、子どもの虐待は防止できるわけです。
特に虐待死のような悲惨なことは必ず防ぐことはできると思います。
超少子高齢化社会ですから、社会全体で子どもを守っていかないといけないですね。
関連記事>>【埼玉県警】小4男児殺害事件 義父を逮捕【イケメン】
関連記事>> 【東京地裁】目黒虐待死事件 結愛ちゃん母に懲役8年【児相】