【パラリンピック】ベルギーの元パラ選手が安楽死【メダリスト】

こんにちは、ピースケです。

今日は、ベルギーの元パラリンピック選手が安楽死したことについて考えていこうと思います。

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安楽死は殺人ではない。より長く生きるためのものだ

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引用: 共同通信

記事によると、

・ パラリンピックの車いす陸上女子メダリスト、マリーケ・フェルフールトさん(40)が死を決断し、医師の投薬を受けて亡くなった

・ 脊髄疾患で痛みに苦しみ、安楽死の希望を公表していた

・「 (安楽死の)許可証がなければ自殺していた」

・「安楽死は殺人ではない。より長く生きるためのものだ」

と訴え、タブーなき議論を呼び掛けていた。

ベルギーでは安楽死は法律で認められている。彼女は2008年、将来的に医師が生命を終了させることを認める書類にサインした。

彼女の言葉にあるように、この書類のおかげで彼女は自殺せずに済んだ。

それほどの苦しみであったということだ。

メダリストの原動力

彼女は、パラリンピック ロンドン大会、リオ大会でメダリストに輝いた。

  • 2012年 パラリンピック ロンドン大会で、金メダルと銀メダル
  • 2016年 パラリンピック リオデジャネイロ大会で、銀メダルと銅メダル

彼女の病気は、筋力が次第に衰える進行性の脊髄疾患で、治療は不可能とされていた。

両脚に絶え間ない痛みと発作、しびれが起こり、眠ることすら難しい状態だった。

次第に悪化する苦しみと恐怖を乗り越えてのメダル獲得の原動力は2008年に得た「安楽死の許可証」といえる。

個人的考察

いつ終わるかわからない苦しみや恐怖の中で頑張り続けるというのは余程の精神力が必要です。心を病んでしまうのがオチです。

この苦しみや恐怖に耐えられなくなったときは、安楽死をすればいいと思えば、頑張ることが出来るのです。

そのことを彼女は実証しました。

彼女は2008年に「安楽死の許可証」を得てから10年以上頑張ることが出来たのです。しかもメダリストにまでなったのです。

暗闇の中で手探りで出口を探すのは難しいが、ロウソクの灯りがあるだけでどれほど力がでることか、想像してみてください。

彼女の言葉

「 (安楽死の)許可証がなければ自殺していた」

「安楽死は殺人ではない。より長く生きるためのものだ」

もう一度噛みしめて、タブーなき議論につなげていただきたい。

安楽死を選択したメダリスト

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