こんにちは、ピースケです。
今日は、自殺目撃のトラウマについて考えていこうと思います。
10年は消えない
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記事によると、
・ 小田急線相武台前駅で、20代~30代とみられる男性がホームから特急ロマンスカーに飛び込んだ、自殺とみられる
・ 跳ね飛ばされた男性はホーム上のベンチに座っていた女子中学生2人を直撃し軽傷を負わせた
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迷惑、という言葉で片付けられない状況ですね。
女子中学生の受けた衝撃は計り知れません。
相武台前駅にホームドアが未設置ということで、ホームドアを設置すればある程度の飛び込み自殺防止の効果はあると思われます。
ただ踏切に飛び込むケースもあり、全体としては飛び込み自殺の件数は減っていないようです。
まあそれ以前に、飛び込み自殺の件数が減っても、別の方法をとるだけであれば本質的な解決ではないですね。
死ぬなら一人で死んでくれ
『Abema的ニュースショー』本編では舛添要一氏が
「死ぬなら一人で死んでくれ、こういう迷惑かけないで」と述べています。
亡くなった人に対して冷たいと言われそうですが、
- 鉄道会社の損害
- 鉄道利用者の受ける迷惑
- 目撃者のトラウマ
- 遺族の受ける損害賠償
これらの影響を考えると、否定はできません。
特に2人の女子中学生の受けたトラウマの影響が大きいかも知れません。
人身事故に遭遇した運転手のトラウマ
仕事とはいえ、運転手のトラウマも大きいでしょう。
異動するケースもあるという。
個人的考察
自殺の原因はひとそれぞれ、もちろん推奨するものではありませんが、追い詰められてどうしようもないと思い詰めてしまうことを否定できません。
年間2万人超が自殺していると言われています。ただ、この統計は「遺書」があるケースのみカウントしているといいます。
遺書がなければ「変死者」とカウントされ、変死者数は年間15万人といわれています。
変死者を加えると自殺者数は最大で17万人!となります。
WHOの統計基準では変死の半数をカウントすることになっているようなので、
2万 + 15万 ÷ 2 = 9.5万
自殺者数は9.5万人といった方が現実に近いと思われます。
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自殺による周りへの影響は決して小さいものではありません。
なによりも、苦しんで、追い詰められた末に電車に飛び込むしか選択肢がなくなってしまったことに深い悲しみを禁じえません。
苦しみから逃れる選択肢のひとつとして安楽死を加えたいと切に願う。安楽死の法制化を進めることが、慈悲というものではないだろうか。
この国には慈悲が足りない。
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