自動販売機設置の是非を考える

自販機で飲み物を選んでいる女性

こんにちは、ピースケです。

今日は自販機設置について考えていこうと思います。

アパートの敷地に余裕がある場合、

「自販機を設置したらどうだろうか?」

「儲かるのかな?」

って、考えますよね。

そのような疑問に答えていこうと思います。

Contents

儲かるのか?

自分の所有物件に飲料の自販機が設置されているものがあります。

実際に儲かっているのか?どのくらい儲かっているのか?ということは興味があると思います。

結論を言うと、儲かってます!…ただし、ほんの少しです。

自販機の売上の25%が手数料として毎月振込まれます。そこから電気代を差し引いたものが利益になります。手数料は業者や設置場所(繁華街、住宅地とか)によって変わります。

10年程運営していますが、赤字の年もあり、計算してみたら平均して年間8000円の利益でした。

この物件は住宅地ではありますが、近くに大学があったりする関係で、そこそこの通行量があります。また、それをあてにしてか、近所に自販機を設置してあるアパートが多めです。

近所の自販機は増える傾向にあって、それに従って売上は下がっていきましたね。ただ、途中で省エネタイプの自販機に交換したので、売上の減少をカバーしました。

自販機設置のポイント

では、自販機を設置しようと思ったら押さえておくべきポイントを考えてみましょう。

無料

・特殊な電源工事等がないようでしたら無料で設置できます。

やっぱり無料がいいですね。いくらか事前に投資するとなるとハードル高いですから。

ある程度予測は出来ても 、投資した分の回収できるのか分かりませんからね。

スペース活用

・小さいスペースでも設置できます。

自販機には幅が狭いタイプ、厚みが薄いタイプ等ありますので、新聞紙1枚分程度のスペースが確保できるようでしたら検討してみましょう。

電気代

・近年省エネ化が進み、電気代は一か月平均で2~3000円程度です。

大家が負担するアパートの通路にある照明などの共用部分の電気代が2~3000円増える感じです。

共用部分の電気代がタダになるくらいのプラスがあれば、大いに自販機を導入する意味があると思います。

管理

・設置、補充、メンテナンス、売上管理等、業者に一任できますので、自分で特別にすることはありません。

これも大切ですね。近くに住んでいるならメンテナンスも苦になりませんが、それなりの距離となるとそこまでやってられませんので。

特にサラリーマンだったら、管理を任せられることは必須条件です。

メリット・デメリット

では、自販機設置のメリット・デメリットをチェックしていきましょう。

メリット

  • 初期投資が不要
  • 管理を業者任せにできる
  • 狭い空スペースを活用できる
  • 自販機の明かりで防犯対策になる
  • 住人がいつでも飲み物を買える

やはり最大のメリットは、業者に任せられる手軽さでしょう。しかも無料で!

ただ、ある程度の通行量があるところでないと赤字になってしまうので見極めが必要です。

基本的には黒字にならないと意味がありませんので、実際赤字になってしまった場合は撤退するところまで考えておく必要があります。

デメリット

  • 電気代がかかる
  • 電気代と売上(手数料)のチェックが必要

最近の省エネ自販機だと電気代も抑えられるので、導入するハードルは下がっていると思います。

結局のところ赤字になるのは自販機の電気代分すら賄えないくらい売り上げが低い場合のみですから、判断はしやすいと言えますね。

まとめ

ある程度の通行量がある物件、繁華街にある物件は尚更、検討してみるといいと思います。

自分の場合メリットが大きいとは言えませんが、デメリットがほとんどないので今後も続けていこうと思います。

ただ、通行量とか電気代とかは自分の努力ではなんともできないことなので、赤字になるようであればすぐ撤退しましょう。