フォークリフト講習の内容

フォークリフト講習の内容

こんにちは、ピースケです。

今日は、フォークリフト講習の内容を紹介していきます。

フォークリフトの講習では実際どういうことをしているのか?難易度はどれくらいなのか?

その辺を事前に知っておきたいと思いますよね。

31時間(4日間)コース

自分が受けたコースが31時間(4日間)コースでしたので、このコースについて主に説明します。

教習所によってカリキュラムが異なることがありますので、あくまでも自分が受けた実例ということでご理解ください。

1日目:学科 7時間

学科はフォークリフトを運転するにあたって必要となる基礎知識について学習します。

内容についてはざっとこんな感じです。

・フォークリフトに関する基礎知識  

・走行 … フォークリフトの走行装置に関する項目

・荷役 … フォークリフトの荷役装置に関する項目

・力学 … フォークリフトの運転に必要な力学に関する項目

・関係法令 

1日目の最後に学科試験がありますので、居眠りはできません。

ただ、講師が「重要なところなのでアンダーライン引いてください」とか言ってくれるので……

2日目:実技 8時間

2日目以降は実技です。

まず講師が見本を見せてから、受講生が順番にフォークリフトを運転します。

今回受講生が10人も居たので、なかなか自分の番が回ってきません。(フォークリフト1台をみんなで運転します)

Max10人らしいです。

まずは、前進をやります。(バックも含まれますが前進がメインということで)

・直進してそのままバックで元に戻る

・直進して左右にジグザグしながらバックで元に戻る

・楕円を2周する

・八の字走行する

みたいな感じで、1時間に10分程度の休憩を挟みながら(& 昼休み60分 )丸一日運転実習です。

3日目:実技 8時間

3日目は、バック走行をやってから、実技試験の練習に入ります。

・バックで楕円を2周する

・バックで八の字走行する

・パレットを置く位置にフォークリフトを合わせる動きをする

・実技試験と同じ動きをする

実技試験は、台の上にある荷物の載ったパレットを別の台の上に、決められた経路を通って移動させるという内容です。制限時間が7分でそれを超えると減点になります。

≪参考動画≫

フォークリフトの教習 実技試験

       YouTube: mecagym より

4日目:実技 8時間

4日目はひたすら実技試験を練習するのみ。

で、4日目の最後に実技試験本番!

合否判定

フォークリフトの運転は最初は当然できません。つうか、ボロボロでした。周りの人は結構できてたりする人もいるので焦ります。

実技の初日に講師に聞いてみました。

ピースケ「実技試験に落ちる人もいますよね?」

講師「いないよ、余程のことだよ」

講師「減点方式で、30点引くのはなかなか大変だからね」

という返事だったので一安心。

≪合格基準≫

100点中70点以上で合格(減点方式)

・5点減点 … 脱輪、接触、エンスト 他

・3点減点 … 安全確認不足、荷物の位置不良、レバー操作ミス、

        パレットにフォークをこする、 タイム減点 他

※脱輪を何回も繰り返したとしても5点減点(脱輪1回でも脱輪5回でも5点減点)

※タイム減点は加算されていく(7分を超えて、30秒ごとに-3点追加)ので注意 !

で、万が一 70点未満で不合格になっても当日再受験もできるので安心でしょう。

・失格 … シートベルト未着用、 パレットへのフォーク差し込み不足 他

失格になると、やり直しが効くものと効かないものがあるので要注意!

全体的にみて、結構ダメそうな人もまず受かります。

労働安全衛生法による技能講習修了証

合格すると、「労働安全衛生法による技能講習修了証」というものが合格当日にもらえます。

その終了証に、資格の名称「フォークリフト運転技能講習」と表示されるわけです。

これが俗に言う「フォークリフト免許」と呼ばれるもので、フォークリフトを運転する際には携帯しなくてはいけません。

また、もし将来、玉掛け技能講習を修了したりすれば、「玉掛け技能講習」と表示が追加されることになります。

あとがき

ということで、見事フォークリフト免許取得しました(≧▽≦)

面白くもあり、難しくもあり、いい経験となりました。

この経験が活きる日が来るのか来ないのか…それが問題だ。