こんにちは、ピースケです。
今日は、「安楽死」を扱った6月放送のNHKのドキュメンタリー番組が クレームをつけられたことについて考えていこうと思います。
BPOに審議申立書を送付
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記事によると、
・障害者らでつくる日本自立生活センターが、BPOに審議申立書を送付した。
・「安楽死」を扱ったNHKのドキュメンタリー番組が自殺を肯定する内容で、障害者や難病患者の尊厳や命が脅かされた。
…
出たよ!
やっぱりそういうことになるのかね?
「自殺を肯定する内容」といえばそうだろうが、そんな単純な内容ではないということは見ていただければ理解できるのではないだろうか。
彼女は安楽死を選んだ
本編がYouTubeにUPされていましたが、削除されてしまったようなので、ウルトラ宅建チャンネル様の解説動画を引用させていただきました。
自分的には、最後まで妹さんが安楽死に反対していた。というところが最大の泣きのポイントです。
BPO( 放送倫理・番組向上機構 )とは
BPOとは、NHKや民放連とその加盟会員各社によって出資、組織された任意団体で、 目的は以下の通り。
「本機構は、放送事業の公共性と社会的影響の重大性に鑑み、言論と表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理上の問題に対し、自主的に、独立した第三者の立場から迅速・的確に対応し、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与することを目的とする」
引用:BPO規約第3条
放送事業者は、BPOの判断を尊重し、いろいろ言いたいことはあっても、すべて忠実に守る、という立場を取っています。
個人的考察
安楽死は選択肢のひとつであり、選択するかしないかは個々人が判断するわけです。
嫌な人は選択しなければいいだけです。
他人に促されたり、強制されるようなことがあってはいけません。
ただ、そういう懸念があることは事実だと思います。そこは課題だと思います。
安楽死制度はそのような課題を考慮してもメリットが大きいため、日本でも導入をすべきでしょう。
…
BPOに審議申立てがなされたことはいいことだと思います。
世論調査では、安楽死制度に賛成が7割といわれています。
もちろん反対もありますので、今回の申立てにより多くの人の目に触れて、考えたり議論したりする機会になればとても有意義でしょう。
炎上商法みたいなもんですね。
賛否に関わらず関心を得られることを期待します。
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