【介護殺人】71歳母を殴って殺害 40歳息子は自殺未遂【無理心中】

こんにちは、ピースケです。

今日は、昨日に引き続き介護殺人が起きたのでそのことについて考えていこうと思います。

Contents

「介護に疲れた」

≪クリックで拡大≫

引用: 毎日新聞

記事によると、

・ 自宅で母親を殴り殺害したとして狭山市の翻訳家 中田智樹容疑者(40)が殺人容疑で逮捕された

・ 中田容疑者は「介護に疲れた」という趣旨の供述をしている

・ 自宅室内で、同居する母照江さん(71)の頭を数回殴り殺害したとしている

・ 中田容疑者は睡眠剤を飲んでおり、両手首に切り傷があったことから自分も死のうとした可能性がある

また、介護殺人です。

2週間に1件の割合で起きている介護殺人が2日連続で起きました。

増える傾向にあるようですね。

私は家族を殺した ~ “介護殺人”当事者たちの告白 ~

殺してでもこの介護地獄から抜け出したい!介護殺人の現実
引用:YouTube 実家相続介護問題研究所

介護殺人の動画です

幸せだった家族の関係が短期間で崩壊する。当事者の人生も崩壊する。

その現実を取材したドキュメンタリーです。何件かの当事者への取材をまとめてあります。

~その中の1件~

ある日、妻が骨粗鬆症から骨折するところからはじまり、

寝たきり状態になり、

妻が「死にたい 殺して」というようになる

夫は悩んだ挙句、死ぬことを決意する

夫婦最後の会話

夫「本当にいいね?後悔しないね?もう後戻りできないよ」

妻「うん 確実に殺してね」

その後、夫は自殺をはかるも未遂に終わる

夫は自首し、取調官に「死にたい」と訴えると

「生きて償いなさい」

といわれる

介護をはじめて11か月での出来事

鬱だ~あまりにも残酷。こんなことが2週間に1度起きている日本。

この動画、ぜひ皆さんに見ていただきたい。

誰の身にいつ起こってもおかしくない。

ということを感じると思う。

もし安楽死制度があったら

もし安楽死制度があったら、介護殺人の当事者たちにどれだけの恩恵と希望をあたえただろうか、救いをあたえただろうか?

・妻を苦しませることなく見送ることが出来る

・夫は犯罪者になることはなく、後追い自殺をする必要もない

・介護の終わりを当事者で決めることが出来る

・いつでも終わらせることが出来るという安心感から、もう少し頑張る気力ができる。

個人的考察

介護は自己責任なのか?

ある日突然自分の家族を介護することになり、自分の生活、仕事、お金を犠牲にし、精神的肉体的に追い込まれていく…

終わりの見えない介護、状況は悪くなる一方、介護保険も不十分、頼れる人もいない…

ふとよぎる、悪魔のささやき

介護は自己責任ではありません

社会全体で取り組むべき課題です。

あなたは、安楽死制度のない社会と安楽死制度のある社会どちらを選びますか?

関連記事>>【介護殺人】21歳孫が90歳祖母の口をタオルで塞ぎ

関連記事>>【介護殺人】高齢認知症介護のリアル【懲役3年】

関連記事>>【ワンイシュー】安楽死制度を考える会とは

介護殺人について