こんにちは、ピースケです。
今日は、介護に訪れた女性ヘルパーに睡眠導入剤を飲ませて傷害を負わせた事件について考えていこうと思います。
ヘルパーに頼る生活
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記事によると、
・介護ヘルパーの女性と知人女性に睡眠導入剤を飲ませて傷害を負わせたとして、大阪府警は無職 川崎容疑者(33)を書類送検した
・容疑は、準強制わいせつ致傷
・ 容疑者は「体を触りたかった」と話している
…
ひどい事件だとは思う。しかし、寝たきり状態といっても性欲はあるわけです。
その解消方法は限定されているのが現状のため苦しんでいる人は少なくありません。
犯罪は許されるものではありませんが、どうすればよかったのかを考えていかないと、同じ事件がまた起きてしまいます。
容疑者の人物像
川崎容疑者は元とび職で5年前、仕事中に建物から転落し頚髄を損傷。 体の首から下が自由にならない障害を負う。
1人ではほぼ何もできない状態で ヘルパーに頼る生活を送っていた。
かつては妻子がいて幸せな人生を送っていた。働き者で3人の子どもをかわいがっていたという。
転落事故が原因で多くのものを失いました。妻とも別居状態で、今回の事件ですべてを失うことになってしまうことでしょう。
障がい者の性
障がい者の性の問題は、なかなか表立って語られることはありません。
タブー視することなく議論する必要はあると思います。
個人的考察
なんともやるせない事件です。
くむべき事情はあるにせよ、容疑者の犯行は決して許されるものではありません。
今後同様の事件が起きないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
障害者の性欲の解消方法を充実させる。というのは一つでしょう。
表面的にはそれで解決といえるかもしれません。
この事件の場合、性欲の問題が引き金になったのはその通りですが、そもそも障害を負って、仕事や家族を失った絶望が容疑者を犯罪者にしてしまったのではないでしょうか。
だとすると、その絶望を解消しないと事件の再発防止はできないのかもしれない。
犯罪者を生み出さない社会が理想です。